ストーリー

プロローグ
知的財産保安委員会が強権を振るう未来。委員会は雑誌音楽の著作権を管理し、従わない者を反政府勢力として摘発した。
大衆は無関心だが、気骨あるクリエイターはレジスタンスとして地下ライブを開催した。
その一派のアイドル「ユウ」がライブ中、ついに制圧ロボットの突入で危機に陥る。
その時、内気だが熱狂的ファンの「シイナ」が、超人的破壊力でロボットをなぎ払う。名前を問うと、彼女は「ナイトメア」と名乗り夜の街に消えた。

世界観・舞台
約25平方キロのギガフロート9隻が連結し、自治国家として太平洋上に浮かぶ洋上都市「タンガロアシティ」。
外周部に建てられた帆により、常に気候の良い位置に移動している。ハイテク工業を基幹産業としており、小国家ながら各国に与える影響は大きい。
連結されているフロートは住居・サービス産業用、重工業用、空港、発電、農業などに役割分担されている。
公共交通網が整備されており、個人の乗り物は100%電化されている。

知的財産
各行政機関が利権と絡み合ったひずみのひとつ「知的財産保安委員会」。
国の治安を維持する「タンガロア警察機構」とは別にある、著作権犯罪専門に警察力を行使する著作権管理団体である。
著作権料の徴収により予算が潤沢にある。